人生で大切にしたいことは何ですか？

　数年前までの私は、仕事や家事や育児や“重要なこと”はたくさんありましたが、“大切にしたいこと”なんて考えたこともありませんでした。

　いつも「どうするべき？」「どれが正解？」と外側に答えを求めて、周りの言動に一喜一憂し、疲れ果てる毎日でした。

　そんな私の人生が変わり始めたのは、自分の“Being”を意識するようになってからです。

“Being”とは、自分の価値観や大切にしたいこと。

　自分のBeingを知ることによって、これまで重要だと思っていた一般論や世間体、他者からの評価という外側の基準ではなく、「自分がありたい自分」「自分が心地よくいられること」という自分の大切にしたいことに沿って生活できるようになりました。

自分の人生を丁寧に生きる

　“丁寧に生きる”って、どんなイメージですか？　

　私は、“丁寧な暮らし”に憧れていました。

　心理士として相談の仕事をして、家に帰ればシングルマザーで二人の子どもを育てるという忙しい毎日。

　そんな私も、たまには素敵な食器を買ってみたり、お花やグリーンを飾ってみたりして、癒され、幸せを感じるひとときを過ごしていました。

　でも、気持ちに余裕がなくなると、丁寧な暮らしができない自分がダメに思えて、イライラや不満が募ることもありました。

　丁寧な暮らしへの憧れは、私を幸せにもしてくれたけれど、苦しくもしていたのです。

　それもそのはず…自分を置き去りにして、“丁寧な暮らし”というイメージや外側の基準に合わせようとしていたのですから。

　自分のBeingを知ってから、私にとっての“丁寧な暮らし”の定義が変わりました。

　“自分が大切にしたいことを無理なく、心地よく、できる範囲で、ありたい自分で在れるような暮らし”

　“丁寧＝雑にしない”

　家事の手を抜くことがあっても、それは今の自分が大切にしたいことを優先するための選択として、自分の人生を大切に丁寧に生きていると感じられるようになりました。

　自分が大切にしたいことは人それぞれです。

　その自分が大切にしたいことを大切にして暮らす。

　忙しくて大切にする時間が取れない時も、大切にしたい思いを雑に扱わない。

　そんな暮らし方、生き方をしていたら、毎日が心穏やかで幸せを感じられそうだと思いませんか。

自己紹介

　はじめまして。

　るみと申します。

　私はこれまで心理士として、学校、病院、公的機関などで、子どもから大人までたくさんの相談をお聴きしてきました。

　現在は学校や自治体で、子ども・親・先生の相談を担当しています。

　そんな中で感じていたのは、子どもたちがありのままにイキイキ、のびのび成長するためには、周りの大人の理解とサポートが重要ということです。

　でも、多くの大人は余裕がなくストレスフルで、子どもたちをありのままに受け止めるゆとりがありません。

　まず、私たち大人が、自分の人生を充実して生きること。そのためには、自分を知ることや日々のセルフケアが大切です。

　そうしたことを「日常生活で楽しみながら取り組めるように伝えていきたい」という思いから、私の人生が変わるきっかけとなった長谷川エレナ朋美さんの『セルフリトリート®』『クリエイティブライフダイアリー®』の資格を取得しました。

　子どもも大人も、みんなが安心して楽しく生きられる世界になるように♡と思っています。　

　みなさんが自分と向き合い、自分を知り、自分の人生を丁寧に生きることをお手伝いできたら嬉しいです。

✧臨床心理士・公認心理師

✧セルフリトリート®インストラクター

✧クリエイティブライフダイアリー®アドバイザー

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